行政書士の本多智一です。
平成25年住宅・土地統計調査(総務省統計局)、平成26年の空家等対策特措法を契機に「空き家問題」「空き家対策」「空き家活用」といった言葉が飛び交い、様々な団体・業界が空き家に関する取組みを進めています。
しかし、未だ空き家問題・空き家対策の正しい理解が浸透していないのが現実のため、本稿ではなるべく簡単に、固くない言葉を使って空き家問題・空き家対策について説明していきたいと思います!
なお、市販の書籍は右の2冊で必要十分だと思います。
行政書士の本多智一です。
平成25年住宅・土地統計調査(総務省統計局)、平成26年の空家等対策特措法を契機に「空き家問題」「空き家対策」「空き家活用」といった言葉が飛び交い、様々な団体・業界が空き家に関する取組みを進めています。
しかし、未だ空き家問題・空き家対策の正しい理解が浸透していないのが現実のため、本稿ではなるべく簡単に、固くない言葉を使って空き家問題・空き家対策について説明していきたいと思います!
なお、市販の書籍は右の2冊で必要十分だと思います。
京都府行政書士会にて、当職が主筆を務めた『空き家対策基本書』が公開されました。
本稿の内容と重複する部分も多くあります。京都府行政書士会ホームページ左側バナーよりご覧ください。
この関係性は当たり前のようですが、とても大切です。空家等対策特措法を読み違えて「空き家活用」を「(広い意味での)空き家対策」に含めて考え、空き家問題の解消に向けられる活動を「(狭い意味での)空き家対策」と考える人は意外と多くいらっしゃいます。
空き家対策と空き家活用は区別しましょう。
空き家対策を考える上では、まず「空き家問題」について知らなければなりません。さらには、空き家が何を指しているのか、全ての空き家が空き家問題を生み出しているのか、などについて順を追って整理していく必要があるでしょう。
空き家対策の全体概要図です(※かなりザックリです)。
空き家対策としては、既に発生した問題の解消を最優先に、空き家問題を未然に防ぐための対策を並行して進めていくことが求められます。
それぞれの個別的な内容については、次項から順に説明をしていきます。